多和田真三郎投手が最多勝を手繰り寄せる16勝目。祝勝会の影響を感じさせず埼玉西武が逆転勝ち

パ・リーグ インサイト

2018.10.1(月) 21:35

埼玉西武ライオンズ・多和田真三郎投手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・多和田真三郎投手(C)パーソル パ・リーグTV

10月1日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと埼玉西武の一戦は、投手戦を制した埼玉西武が2対1で勝利。先発した多和田投手は16勝目を挙げ、最多勝獲得にまた大きく近付いた。

両先発の好投により、静かに始まった試合が動いたのは4回裏、北海道日本ハムの攻撃。先頭の近藤選手が二塁打で出塁すると、続く中田選手が先制適時打を放つ。

北海道日本ハムが1点をリードしたが、両チームがそれ以上譲らず、試合は再び膠着状態に。北海道日本ハム・上沢投手は7回無失点の好投を披露し、対する埼玉西武・多和田投手も4回裏の失点以降は追加点を許さず。試合は7回を終え、1対0の北海道日本ハムリードのまま終盤の攻防へ。

このまま終わるわけにはいかない埼玉西武は8回表、4番・山川選手が同点の47号ソロを放って試合を振り出しに戻すと、9回表に秋山選手の24号ソロで勝ち越す。最終回に逆転を許した北海道日本ハムは、その裏に反撃して延長に持ち込みたいところだったが、最後は増田投手が無失点に抑えてゲームセット。最終的には、埼玉西武が2対1で僅差のゲームを制した。

勝利した埼玉西武は先発した多和田投手が8回1失点の好投で、2位の菊池投手に2勝差をつけるリーグトップの16勝目。敗れた北海道日本ハムは上沢投手が8回途中1失点と好投したが、打線が5回以降は得点を奪えず。3番手・玉井投手が9回表に勝ち越しの一発を浴び、惜敗となった。

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