10月1日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天とオリックスの今季最終戦は、4本塁打が飛び出たオリックスが5対2で勝利。先発した西投手は10勝目を挙げ、自身5度目の2桁勝利を達成した。
試合は序盤から大きな動きを見せた。1回表、宗選手の先頭打者弾、吉田正選手の24号2ランでオリックスが3点を先取すると、すぐさま東北楽天が反撃。1回裏、渡辺直選手の2号ソロで1点を返すと、2回裏には内田選手が12号ソロを放って、あっという間に1点差に詰め寄る。
しかし3回表、宗選手が昨日から引き続き3打席連発となる5号ソロを放って、オリックスが追加点。両チーム合わせて5本塁打が飛び出し、試合は4対2でオリックスがリードする展開となる。
援護をもらったオリックス先発・西投手は、7回まで被安打4、失点2の好投を披露。対する東北楽天先発・藤平投手は3回までに4点を失うものの、以降6回までは無失点に抑えた。試合はオリックスリードのまま終盤の攻防へ。
8回表、吉田正選手が本日2本目となる25号ソロを放ったオリックス。3点リードの8回裏は澤田投手、9回裏は守護神・増井投手という継投で、東北楽天の反撃を封じてゲームセット。東北楽天とオリックスの今季最終戦は、5対2でオリックスが勝利した。
オリックスは先発した西投手が7回2失点で10勝目。宗選手と吉田正選手が2本塁打ずつでチームの全得点を挙げ、継投で逃げ切った。敗れた東北楽天は、藤平投手が6回4失点と粘りの投球を見せるが、打線がソロ2本で挙げた2点のみと援護しきれず。連敗を喫した。
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