【MLB】大谷翔平、今季最終打席でサヨナラ呼ぶ“ヒット締め” 打率.285で米1年目終える

Full-Count

2018.10.1(月) 06:49

エンゼルス・大谷翔平※写真提供:Full-Count(写真:AP)
エンゼルス・大谷翔平※写真提供:Full-Count(写真:AP)

エンゼルスは大谷のヒットから劇的勝利

 エンゼルスの大谷翔平投手は9月30日(日本時間1日)、今季最終戦の本拠地アスレチックス戦に「3番・DH」でスタメン出場し、4打数1安打で5-4のサヨナラ勝利を呼んだ。打者としては104試合出場で打率.285、自己最多タイの22本塁打、61打点、10盗塁、投手としては10試合登板で4勝2敗、防御率3.31の成績でメジャー1年目のシーズンを終えた。

 大谷は0-0の初回1死一塁では相手先発左腕アンダーソンの前に左飛。2-2となって迎えた3回は1死一塁で痛烈なライナーを打つも、アンダーソンの臀部を直撃。ボールは一塁方向に転がり、一塁手オルソンが二塁に投げて一塁走者のハーモシヨがアウト。直撃した打球の速度は110マイル(約177キロ)だった。

 さらに、6回は1死走者なしで左腕ブッターの前に空振り三振。8回には田澤純一投手が4番手で登板し、1回無安打無失点2奪三振の好投で防御率7.07で今季最終登板を終えた。

 大谷は9回先頭で迎えた今季最終打席は右腕ハッチャーと対戦。鮮やかなセンター前ヒットで出塁すると、マルテの適時二塁打で快足を飛ばして生還。1点差に迫ると、最後はワードがサヨナラ2ラン。劇的勝利を呼び込んだ。

 エンゼルスはサヨナラ締めでシーズン終了。マイク・ソーシア監督は今季限りで契約満了となるため、延長しなければ退任となる。

 また、今季2度の右肘靭帯損傷を負った大谷はシーズン終了直後に靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けることがすでに発表済み。投手としての復帰、二刀流の復活は2020年になる見込みだが、打者としては約半年で復帰できる可能性が高く、来季は打者に専念することが予想される。

記事提供:Full-Count

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