10月1日、ヤフオクドームで行われる福岡ソフトバンクと千葉ロッテによる4連戦2戦目。福岡ソフトバンクは30日の試合で敗れたため、リーグ優勝の座は埼玉西武に譲る形となった。来るべき短期決戦に向けて、少しでも調子を上昇させられるかという点に注目しながら、この試合のポイントを挙げていこう。
【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→11勝8敗1分、千葉ロッテ→8勝11敗1分
【福岡ソフトバンク】松本裕投手 5試合、1勝1敗 26回、17奪三振、8失点 防御率2.77
【千葉ロッテ】涌井投手 21試合、6勝9敗 142.2回、94奪三振、64失点 防御率3.85
福岡ソフトバンクの先発は松本裕投手だ。ここまで5試合に登板している松本裕投手は、右打者は被打率.071とほぼ完ぺきに抑えている一方で、左打者に対しては.308とやや打ち込まれている。課題が明確であるだけに、この試合では特に左打者との対戦に注目したい。千葉ロッテの先発は涌井投手だ。9月23日の前回登板では、6回3失点の投球で6勝目を挙げている。1日の試合でも、打線の援護を信じて投げ抜きたいところだ。
福岡ソフトバンク打線では中村晃選手に注目したい。ここまで9試合連続安打、うち6試合は複数安打と中軸としての役割を果たしている。絶好調男の一打で、チームを再び勢い付かせたい。対する千葉ロッテ打線では、30日の試合で試合を決める満塁弾を放った岡選手のバットに注目。1日の試合でも快音を響かせ、チームを連勝に導けるか。
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