10月1日、楽天生命パークで行われる東北楽天とオリックスの今季最終戦。30日の試合では終盤で鮮やかな逆転劇を見せたオリックスが勝利した。両チームの対戦はこれが最後となるだけに、悔いのない戦いを繰り広げたいところ。それでは、この試合の見どころを挙げていこう。
【今季対戦成績】
東北楽天→14勝9敗1分、オリックス→9勝14敗1分
【東北楽天】藤平投手 13試合、4勝6敗 75.1回、62奪三振、39失点 防御率4.30
【オリックス】西投手 24試合、9勝13敗 155.1回、113奪三振、64失点 防御率3.65
東北楽天の先発は藤平投手だ。前回登板では3者連続本塁打を許して黒星を喫したものの、失点はこの本塁打による3点のみ。今季防御率1.93と好相性を誇っているオリックス打線に対して好投を見せ、5勝目をつかみ取りたいところ。対するオリックスの先発は西投手だ。9月は4試合に登板し、防御率2.22と安定しているだけに、この試合で2年ぶり5度目の2桁勝利といきたいところだ。
東北楽天打線では、オコエ選手に注目したい。30日は「2番・右翼」で出場すると、第1打席でいきなり特大の先制弾を左翼席に叩き込み、第3打席では二塁打を放っている。21歳のパワフルな打撃は1日の試合でも炸裂するか。対するオリックスでは宗選手に注目だ。30日の試合では、2点ビハインドで迎えた8回に起死回生の同点2ランを放って後の勝ち越し劇を呼び込んだ。オコエ選手の1年上、22歳の宗選手にも、フレッシュなプレーを期待したいところだ。
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