V決定明けの第2戦は、ここまでチームを牽引してきた両キャプテンの一打に注目

パ・リーグ インサイト

2018.10.1(月) 09:30

北海道日本ハムファイターズ・中田翔選手(C)PLM
北海道日本ハムファイターズ・中田翔選手(C)PLM

10月1日、札幌ドームで行われる北海道日本ハムと埼玉西武のカード2戦目。30日の試合では、最後までリードを守りきった北海道日本ハムが勝利した。両チームはクライマックスシリーズでの対戦の可能性もあるだけに、引き締まった試合展開に期待したいところ。それでは、30日の試合を振り返りつつ、この試合の見どころを挙げていきたい。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→10勝12敗、埼玉西武→12勝10敗

【北海道日本ハム】上沢投手 24試合、11勝6敗 158.1回、143奪三振、61失点 防御率3.24
【埼玉西武】多和田投手 25試合、15勝5敗 164.2回、98奪三振、80失点 防御率3.94

北海道日本ハムの先発は上沢投手だ。24日の前回登板では8回2失点の力投を見せるも、12勝目とはならなかった。中盤に浴びた本塁打での失点が最後まで大きく響く形となっただけに、長距離打者の揃う埼玉西武打線との対戦でも注意したい。対する埼玉西武の先発は多和田投手だ。激しい優勝争いの中で救援陣の登板がかさむ苦しい戦いをしてきただけに、今季5完投(2完封)を誇る抜群のスタミナで投げ抜き、16勝目といきたいところだ。

援護したい北海道日本ハム打線では主砲・中田選手に注目したい。ここまでコンスタントに打点を重ねているものの、本塁打は9月4日を最後に出ていない状況だ。埼玉西武に対しては7本塁打を放つなど得意としているだけに、1日の試合では大勢のファンの前でアーチを描きたい。対する埼玉西武では浅村選手に注目。主将としてチームを牽引し、見事にリーグ優勝に導いた浅村選手は30日の試合で5試合ぶりとなる安打を放っている。ここから再び調子を上げていきたいところだ。

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