埼玉西武、歓喜のビールかけ 亡き森コーチも“参加”し喜び分かち合う

Full-Count 福谷佑介

2018.10.1(月) 00:02

会見に臨んだ埼玉西武・辻監督と選手たち※写真提供:Full-Count(写真:福谷佑介)
会見に臨んだ埼玉西武・辻監督と選手たち※写真提供:Full-Count(写真:福谷佑介)

選手会長の増田が音頭「埼玉西武、ハンパないって!」

 埼玉西武が10年ぶり22度目の優勝を決めた。優勝マジックを1として、敵地・札幌ドームで北海道日本ハム戦を戦った埼玉西武だったが、試合中に、マジック対象チームの福岡ソフトバンクが千葉ロッテにまさかの敗戦。埼玉西武も1-4で北海道日本ハムに敗れたものの、リーグ優勝が決まり、10年ぶりの頂点に辿り着いた。

 試合終了後、辻発彦監督を8度胴上げし、今季限りで現役を引退する松井稼頭央外野手も7回宙を舞った。その後、札幌ドームから祝勝会の会場である札幌プリンスホテルへと移動。優勝記者会見のあとに、祝勝会が行われた。

 まず、挨拶に立った後藤高志オーナーは「10年ぶりのリーグ優勝おめでとう。今年は開幕から1回も首位を譲らず獅子の戦いをやってくれました。監督、選手諸君を誇りに思います。前回も札幌でリーグ優勝し、日本一を取りました。全員の力を結集し、日本一になって、所沢で勝利の美酒を味わいましょう」と挨拶した。

 続いて壇上に上がった辻発彦監督は「選手たち、ありがとう、そしておめでとう。今日○×△、騒ぎましょう!」とスピーチを噛むハプニングに選手も爆笑。最後は選手会長の増田達至投手の「今日は思う存分楽しみましょう。そして埼玉西武ハンパないって」の音頭で、歓喜のビールかけがスタートした。

 勝利の美酒に酔いしれる中で、野田省吾投手の手には昨年6月に亡くなった森慎二投手コーチのユニホームが。選手らは森コーチのユニホームともビールかけを行い、優勝の喜びを分かち合っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

記事提供:Full-Count

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