プロ初登板右腕が終盤にまさかの洗礼。終盤に畳み掛けたオリックスが逆転勝利

パ・リーグ インサイト

2018.9.30(日) 21:16

東北楽天ゴールデンイーグルス・西口直人投手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・西口直人投手(C)パーソル パ・リーグTV

9月30日、楽天生命パークで行われた楽天とオリックスの一戦。2年目にしてプロ初登板の東北楽天・西口投手が終盤まで十分すぎる快投を披露したものの、プロの洗礼を浴びる結果となった。

東北楽天・西口投手、オリックス・松葉投手の両先発で始まったこの日のゲーム。初回からいきなり動きを見せ、2番。オコエ選手が高めの直球を左翼席に運ぶ2号ソロ。幸先良く先制点を奪うと、2回には8番・堀内選手が1死1,3塁の場面で適時打を放ち2点目。楽天が松葉投手の立ち上がりをたたく。

いきなりの援護を受けた西口投手は、初回に遊撃手・村林選手、左翼手・島内選手の好守にも助けられて無失点に抑える。2回は打たせて取る投球で3者凡退、3回は走者を出すも無失点。初登板らしからぬ落ち着いたマウンドさばきで3回までに費やした投球数は40と、上々の立ち上がりを披露する。

3回以降は松葉投手も立ち直り、スコアボードには0が並び続けて試合は終盤の攻防に突入する。

7回からオリックスは岸田投手、澤田投手、増井手とつなぎ、対する東北楽天は西口投手が7回までを無失点に抑え、8回のマウンドにも上がる。しかし、1番・宗選手に同点弾を許して降板。初登板、初勝利とはならなかった。

9回に大城選手の適時二塁打で勝ち越し、若月選手の適時打で突き放したオリックスが5対2で勝利。敵地で連勝を飾り、白星で9月を締めくくった。

両軍ともにクライマックスシリーズへの挑戦権は逃したシーズンとなったが、若手が躍動している姿から来季の戦いは必ずや明るいものとなるはず。残り試合で起用される選手や、その活躍ぶりに注目していきたい。

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