9月30日、札幌ドームで行われている北海道日本ハムと埼玉西武の一戦。今年限りで現役引退を表明している北海道日本ハム・石井裕投手が7回表にマウンドへ。好打者・秋山選手との対戦に勝利し、本拠地での登板を好投で飾った。
4対1と北海道日本ハムがリードして迎えた7回表。北海道日本ハム・栗山監督がベンチを出ると、球審に投手交代を告げる。そして場内には石井裕投手の名前がコールされ、大歓声の中で登板を果たした。
2死2塁、打席には埼玉西武の好打者・秋山選手という状況。横浜創学館高の後輩が相手という絶好の場面で登板を果たすと、カウント2-2から投じた高めの直球で左飛に打ち取り、幾度もバッテリーを組んだ鶴岡選手と熱い抱擁。大歓声に包まれながらベンチへ戻り、監督やコーチ、選手たちと握手を交わして役目を終えた。
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