今季10盗塁目を成功し、またまた増えた記録到達
28日(日本時間29日)の本拠地アスレチックス戦で3打数3安打2打点1盗塁と大活躍したエンゼルスの大谷翔平投手。この試合でメジャー史上初となるシーズン20本塁打&10盗塁&10登板の偉業を成し遂げたが、同時にシーズン20本塁打&10盗塁という日本人メジャー3人目の快挙も達成した。
圧巻の打撃で今季4度目の猛打賞とした大谷だが、日本人メジャー史に残る記録は2回に生まれた。
第1打席に左前打で出塁すると、二走だった1死一、二塁の場面でダブルスチールを敢行。見事に三盗を決めて今季10盗塁をマークした。二刀流スターは、これで今季20本塁打、10盗塁、10登板とし、メジャー史上初の記録を生み出した。
大谷の一挙手一投足は、まさに記録のオンパレードだが、この日も例外ではなかった。エンゼルスは試合後、大谷の今季2桁盗塁到達で、他にも様々な記録が生まれたと発表した。
ルーキーシーズンにおける20本塁打、10盗塁は、1987年のデボン・ホワイト、2012年のマイク・トラウトに続き、球団史上3人目。今季メジャー全体では、ブレーブスの新人ロナルド・アクーニャJr.外野手と並び、2人目の達成となった。
さらに、日本人メジャーリーガーでシーズンで15本塁打以上、10盗塁以上を記録したのは、2005年のイチロー(マリナーズ)、2005年と06年の井口資仁(ホワイトソックス)以来となる3人目の記録達成となった。
今季マルチ安打試合は23試合目となり、猛打賞は4度目、複数打点試合は18度目となった。シーズン終了後に右肘靭帯再建手術を受ける大谷だが、そんなことを忘れさせるほど最終盤で目覚ましい活躍を見せている。
(Full-Count編集部)
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