オリックス若月健矢が打撃開眼!? 千葉ロッテ戦で5打数5安打「小学校の時あったのかな」

Full-Count 細野能功

2018.9.29(土) 20:21

オリックス・若月健矢※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
オリックス・若月健矢※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

正捕手が期待された昨季は打率.202にとどまる

■オリックス 7-1 千葉ロッテ(29日・ZOZOマリン)

 打撃を課題としているオリックスの若月健矢捕手が、29日の千葉ロッテ戦(ZOZOマリン)で5打数5安打2打点と大暴れし、打率を.249まで上げた。チームも18安打と打ちまくり、7-1で快勝した。

 降雨で途中49分間の中断を挟みながら、女房役の若月は先発・山岡を好リード。8回1失点で今季7勝目に導いた。

 若月はバットでも大貢献した。初回に石川から奪った二塁内野安打を皮切りに、3回には中前打、5回にはタイムリー遊撃内野安打で6点目、7回には右前適時打で7点目を挙げ、最後は9回に高野から左前打。まさに振ればヒットの活躍だった。

 当の若月は「5安打なんてあるわけないですよ。小学校の時あったのかな」と笑わせたが、「下も濡れてたし、風もなかった。マリンはいいイメージがある。(9番の)僕が打ったら、みんなにいい影響が与えられる」と胸を張った。

 今年はプロ5年目。正捕手を期待されて開幕マスクをかぶった昨年は、100試合の出場で打率.202にとどまった。「成長しているよ」と福良監督。千葉ロッテ戦で自信をつけて、バッティングでは一皮むけそうな気配を漂わせた。

記事提供:Full-Count

記事提供:

Full-Count 細野能功

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE