9月29日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天と北海道日本ハムの一戦は、延長戦の末、田中選手のサヨナラ打で東北楽天が勝利を収めた。
2回表、北海道日本ハムが敵失で1点を先制したが、その後は北海道日本ハム・村田投手、東北楽天・則本投手の力投により、試合は膠着状態に陥る。もう一度試合が動いたのは5回裏。東北楽天のディクソン選手への頭部死球で村田投手が退場となると、代わった玉井投手から田中選手が同点打。試合中盤で1対1の振り出しに戻った。
以降は両チームの中継ぎが好投でつなぎ、試合は同点のまま延長戦に突入。10回表の北海道日本ハムの攻撃を、東北楽天の4番手・宋投手が無失点に抑えると、その裏、2死1,2塁から田中選手が値千金のサヨナラ打を放ってゲームセット。延長戦にもつれ込んだ試合は、東北楽天が2対1でサヨナラ勝利を収めた。
勝利した東北楽天は、先発した則本投手が7回1失点(自責0)と好投。後を受けたリリーフ陣も奮闘し、サヨナラ勝利につないだ。敗れた北海道日本ハムは投手陣が好投でつないだが、打線が敵失で挙げた1得点のみと援護できなかった。
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