大谷翔平、MLB初&球団史上3人目の快挙にも淡々 「しっかり明日につなげたい」

Full-Count 盆子原浩二

2018.9.29(土) 15:35

犠飛を放ったエンゼルス・大谷翔平※写真提供:Full-Count(写真:Getty Images)
犠飛を放ったエンゼルス・大谷翔平※写真提供:Full-Count(写真:Getty Images)

メジャー初の快挙となるシーズン20本塁打、10盗塁、10登板を達成

 エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地アスレチックス戦で「4番・DH」で22試合連続スタメン出場し3打数3安打2打点1盗塁の大活躍を見せた。試合後は「先頭でも出塁しましたし、返すところでも返せたので。よかったのかなと思います」と語った。

 第1打席で左前打を放ち4試合連続安打をマークするとその後、三盗を決め今季10盗塁を記録。メジャー初となるシーズン20本塁打、10盗塁、10登板の快挙を成し遂げた。

 さらに3回の第2打席で右翼線二塁打を放ち今季23度目のマルチ。5回1死一、三塁で迎えた第3打席ではメジャー初の犠飛となる左犠飛で今季60打点目をマーク。7回の第4打席は快足を飛ばし投手へのタイムリー内野安打を放ち今季4度目の猛打賞を記録した。

 初の犠牲フライ、快足を飛ばす内野安打、そして痛烈な二塁打とバリエーション豊富な打席を見せつけたが「先頭でも出塁しましたし、返すところでも返せたので。よかったのかなと思います。外野フライもしっかり初球から代わったピッチャーでしたがしっかりスイングできた」と振り返った。

 自身初の2桁盗塁(10盗塁目)については「来年に向けてしっかりと。走るところで走れればもっと得点できる機会も多くなる。一個でも先に進めるようにやっていきたい」と語った。

 メジャー史上初の偉業を達成したのと共に球団新人で20本塁打、10盗塁をマークしたのは1987年・ホワイト、2012年・トラウト以来3人目の快挙だった。ここまで様々な記録を打ち立てているが「特にまだ振り返ってないので、終わるまで何もないと思いますが今日の打席の内容をしっかり明日につなげたい」と慢心することなく、次戦を見据えていた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

記事提供:Full-Count

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