北海道日本ハムが9回2死から4連打で逆転。東北楽天は惜しくも接戦を落とす

パ・リーグ インサイト

2018.9.28(金) 21:42

北海道日本ハムファイターズ・大田泰示選手(C)PLM
北海道日本ハムファイターズ・大田泰示選手(C)PLM

9月28日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天と北海道日本ハムの一戦は、土壇場で打線がつながった北海道日本ハムが5対3で逆転勝利。連勝を飾った。

先制したのは北海道日本ハムだった。2回表、先頭の清宮選手が7号ソロを放つと、内野ゴロの間に1点。北海道日本ハムの下位打線がつながって2点を先取する。しかし東北楽天が5回裏に反撃。敵失と四球から2死1,3塁の好機を作ると、1番・田中選手が適時二塁打を放って1点を返した。

東北楽天の先発・菊池投手は6回2失点、北海道日本ハム先発・ロドリゲス投手は6回1失点と両先発が好投し、試合は2対1と北海道日本ハムリードのまま終盤の攻防へ。

7回裏、1点を追う東北楽天は、6番・内田選手が北海道日本ハム・トンキン投手から2試合連発となる11号ソロを放って同点に追い付くと、1死1,3塁から田中選手が勝ち越し打。3対2と逆転に成功する。

しかし9回表、北海道日本ハムが2死から意地を見せた。先頭の鶴岡選手が安打で出塁し、犠打と内野ゴロで2死3塁となると、淺間選手が執念の適時内野安打を放って同点に。さらに続く西川選手、大田選手、近藤選手の3連打で2点を奪って土壇場で試合をひっくり返すと、9回裏を石川直投手が締めて試合終了。北海道日本ハムが5対3で東北楽天を下した。

勝利した北海道日本ハムは、先発のロドリゲス投手が好投し、打線も9回2死の追い込まれた状況から見事な逆転劇を見せた。敗れた東北楽天は先発の菊池投手が試合を作り、宋投手、高梨投手がわずかなリードを守ったが、森原投手が3失点と打ち込まれた。

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