菊池雄星投手が9年目で福岡ソフトバンク戦初勝利。埼玉西武が優勝マジック1

パ・リーグ インサイト

2018.9.28(金) 21:25

埼玉西武ライオンズ・中村剛也選手(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・中村剛也選手(C)PLM

9月28日、メットライフドームで行われた天王山第2戦は、5回まで一歩も譲らない展開となるも、今日も本塁打のみで得点を生み出した埼玉西武が、5対3で勝利。先発の菊池投手は、プロ9年目にして初めて福岡ソフトバンク戦で白星を挙げ、チームは12連勝で優勝へのマジックを「1」とした。

埼玉西武が今日も一発で先制した。1回裏、4番・山川選手が会心の46号3ランを放ち、2試合連続で3点を先取する。

先制を許した福岡ソフトバンクは、連敗阻止へ打線が奮起。3回表、ゴロ間に1点を返すと、2死から柳田選手に適時内野安打が飛び出し、1点差に詰め寄る。さらに2死2,3塁から6番・中村選手が同点適時打。集中打で試合を3対3の振り出しに戻した。

勝ち越したのは埼玉西武。6回裏、2死1塁から6番・中村選手が値千金の28号2ランを放ち、ベテランの一打でスコアを5対3とした首位・埼玉西武が、試合中盤で2点のリードを奪った。

先発・菊池投手は3回表に集中打を浴び、3失点を喫したものの、キレのある直球と変化球を駆使し、福岡ソフトバンクの反撃を許さず。7回105球、被安打8、奪三振6、与四球2、3失点(自責点1)の粘投を披露し、中継ぎ陣に後を託した。

2点リードを守るべく、終盤は埼玉西武の勝ちパターンが登板。8回表の攻撃をマーティン投手が3人で終わらせると、5対3のまま迎えた最終回のマウンドには守護神・ヒース投手が上がる。走者を1人許したものの、最後は福岡ソフトバンク・福田選手を打ち取って試合終了。首位・埼玉西武が5対3で2位・福岡ソフトバンクを下し、優勝マジックを「1」とした。

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE