埼玉西武、大逆転勝利でM3! また秋山翔吾逆転3ランで11連勝 鷹の逆転V遠のく

Full-Count 福谷佑介

2018.9.27(木) 21:39

劇的な逆転弾を放った埼玉西武・秋山翔吾※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
劇的な逆転弾を放った埼玉西武・秋山翔吾※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

8回2死から秋山が驚愕の逆転3ラン

■埼玉西武 7-5 福岡ソフトバンク(27日・メットライフ)

 埼玉西武が奇跡の大逆転勝利で優勝へのマジックを3に減らした。27日、本拠地メットライフドームで行われた2位福岡ソフトバンクとの直接対決。1点ビハインドの8回2死一、二塁で秋山がセンターバックスクリーンへの23号3ランを放って、11連勝とした。

 ドラマは8回に待っていた。6回に逆転を許した埼玉西武だったが、やはり“獅子おどし”打線はただでは終わらなかった。8回2死となってからメヒアが四球で出塁すると、金子侑が遊撃への内野安打で続く。ここで福岡ソフトバンクはたまらず、31試合連続無失点中だった嘉弥真をマウンドに送った。

 打席には、25日の東北楽天戦でも9回に逆転満塁弾を放っていた秋山。1ボール1ストライクからの3球目、真ん中へのスライダーを逃さなかった。快音を残した打球は満員の本拠地のファンの大歓声に包まれ、センターバックスクリーンへと飛び込んだ。起死回生の逆転3ラン。試合をひっくり返した。この2点のリードを守護神ヒースが抑え、驚異の11連勝とした。

 福岡ソフトバンクは6回に甲斐の走者一掃の適時二塁打で逆転しながら、リリーフ陣がつかまった。加治屋がピンチを招くと、嘉弥真が秋山に逆転3ランを被弾。首位・埼玉西武との差は7ゲームに広がり、逆転Vは風前の灯火となった。

記事提供:Full-Count

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