走塁時に森友哉と交錯し、負傷
■埼玉西武 – 福岡ソフトバンク(27日・メットライフ)
福岡ソフトバンクの牧原大成内野手が、初回早々アクシデントに襲われ、負傷交代となった。初回の走塁時にタッチアウトとなった際に森友哉捕手と交錯し、右足を負傷。そのままベンチへ退くと、その裏の守備で明石健志内野手と交代した。
後半戦の福岡ソフトバンクを牽引してきた牧原がアクシデントに襲われた。初回。先頭の上林が右前安打で出塁。送りバントに失敗して一塁に残った牧原は盗塁で二塁に進むと、グラシアルの左前安打で三塁まで進んだ。
続く柳田の打球は、埼玉西武先発の郭へのゴロに。これに飛び出した牧原は三本間に挟まれた。森のタッチを掻い潜ろうとしゃがんだところに、タッチした森と交錯。その際に右足を痛めた模様で、そのままうずくまった。1人で立ち上がることはできずに、福田におぶられてベンチへ下がった。
牧原は7月8日に1軍昇格を果たすと、凄まじい勢いで安打を量産。目覚ましい活躍を見せて、一躍、ホークスのリードオフマンを担うまでになった。この試合までに58試合に出場して248打数79安打3本塁打26打点、打率.319の好成績を残し、8月以降の福岡ソフトバンクの快進撃を牽引していた。
福岡ソフトバンクは3連戦3連敗を喫した15日からのメットライフドームでの埼玉西武戦で、柳田が左側頭部に打撃練習中の打球を当てて負傷。さらに今宮も守備中に左太ももを痛め、現在、出場選手登録を抹消されている。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)
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