9月27日、首位・埼玉西武と2位・福岡ソフトバンクの3連戦初戦がメットライフドームで行われる。10連勝中の埼玉西武が直接対決を制してマジックを減らすのか、7連勝中の福岡ソフトバンクが前回の3連戦の雪辱を果たすのか。リーグ優勝の行方を左右する、大事な一戦の見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
埼玉西武→11勝10敗、福岡ソフトバンク→10勝11敗
【埼玉西武】郭俊麟投手 2試合、1勝0敗 11回、8奪三振、9失点 防御率7.36
【福岡ソフトバンク】バンデンハーク投手 21試合、10勝7敗 126回、119奪三振、63失点 防御率4.36
埼玉西武の悲願達成に向け、大事な初戦を任されたのは郭投手だ。前回登板も福岡ソフトバンクとの天王山初戦を任され、3年ぶりの白星を挙げた。27日の試合でも、流れを呼び込む好投を見せたい。対する福岡ソフトバンクの先発はバンデンハーク投手。シーズン前半は好不調の波が激しかったが、8月からは4連勝中。逆転優勝へ、その右腕にかかる期待は大きい。
埼玉西武打線では、浅村選手がこの試合のカギを握るだろう。今季の福岡ソフトバンク戦の打率は.337とチーム内でも圧倒的。最近6試合で3本塁打と調子も万全だ。福岡ソフトバンク打線では現在11試合連続安打中の上林選手に注目が集まる。25日のオリックス戦では特大の先頭打者本塁打を放ち、チームに先制点をもたらした。そのバットで、打線に勢いを与えることができるだろうか。
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