投手としての復帰は2020年か、打者としては来季開幕に間に合う可能性も
エンゼルスは25日(日本時間26日)、大谷翔平投手がオフシーズンの第1週に右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けると発表した。手術を受ければ、投手としての復帰は2020年になると見られる。
大谷は今年6月に右肘靭帯損傷が明らかになり、約1か月離脱。多血小板血漿(PRP)注射と幹細胞注射を受けて先に打者として復帰し、9月2日(同3日)の敵地アストロズ戦で投手してもメジャーのマウンドに戻ったが、その後、2度目の靭帯損傷が見つかり、医師からトミー・ジョン手術を勧められているとエンゼルスが発表していた。その後は打者に専念している。
この日、監督会見の直前にティム・ミード広報部長が大谷が手術を受けることを発表。ニール・エラトロッシュ医師が執刀するという。
一般的に、トミー・ジョン手術を受けると投手としての復帰までには12~14か月がかかると見られており、来季中の復帰は厳しい。一方で、スローイングをしないDHであれば4~6か月程度で復帰でき、来季開幕に間に合う可能性があると見られている。
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