9月25日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと福岡ソフトバンクの第23回戦は、15安打8得点と打線が機能した福岡ソフトバンクが、8対5でオリックスに勝利。7連勝を飾った。
試合は開始からわずか3球で動いた。1回表、福岡ソフトバンク先頭の上林選手が、オリックス先発・ローチ投手の3球目を5階席まで運ぶ22号先頭打者アーチ。1死3塁から4番・柳田選手にも、一軍復帰後初の適時打が生まれ、福岡ソフトバンクが初回から2点の先取に成功した。
2回裏にオリックス・大城選手の適時打で1点を返された福岡ソフトバンクだったが、5回表無死1塁から柳田選手、デスパイネ選手、高田選手が適時打。この回計4得点を挙げ、リードを5点に広げる。直後の5回裏に2点を奪われるも、6回表に5番・デスパイネ選手に27号2ランが飛び出し、スコアを8対3とした。
大きくリードする福岡ソフトバンクは、先発・東浜投手が5回3失点と試合を作ると、6回裏からモイネロ投手が登板。8回裏にオリックス・福田選手にプロ初本塁打を許し、4点リードの9回裏には3番手の五十嵐投手が1点を失うものの、2死3塁から登板した守護神・森投手が小田選手を打ち取って試合終了。福岡ソフトバンクが8対5でオリックスを下し、7連勝を飾った。
なお、勝利した福岡ソフトバンクの森投手は、今季34セーブ目を挙げるとともに、プロ野球新記録となるチーム7試合連続セーブを達成。これで首位・埼玉西武とのゲーム差は「6」。27日からは、優勝マジックを「5」とした首位・埼玉西武との最後の直接対決3連戦に臨む。
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