遠征時のチームバスでメガヒット曲を大熱唱
エンゼルス大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、「3番・DH」でスタメン出場した本拠地レンジャーズ戦で、初回に豪快な21号先制ソロを放った。試合の前には、遠征中にチームバスでラテンのメガヒットナンバーを熱唱した動画が拡散し、大きな話題になったばかり。
それになぞらえ、現地メディアは「歌唱力と本塁打生産力、どっちが上なんだ?」と、ホットな話題で大いに盛り上がっている。
この日、2度目の衝撃だった。初回2死走者なしの絶好機で、大谷はレンジャーズ先発サンプソンの初球を強振すると、打球は右翼席に着地する21号ソロとなった。
8試合ぶりに一発が飛び出すと、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB公式ツイッターアカウントは「どっちが上なんだ。オオタニの歌唱力? それとも本塁打生産力?」との言葉を添え、圧巻の一撃を動画で紹介した。
大谷は遠征中のチームバスで知られざる才能を披露していた。2017年のメガヒットナンバー、ルイス・フォンシ&ダディ・ヤンキーによる「デスパシート」の日本語バージョンを熱唱する姿を、チームメイトの左腕ウィリアムス・ヘレスが自身のインスタグラムでストーリーとして公開。
スーパールーキーの貴重な映像は、MLB公式サイトも紹介するなど、米国で一気に話題になっていた。
歌唱力に続き、130メートル特大弾を見せつけると、MLB公式ツイッターは、アマゾン社の展開するクラウドベースの音声サービスを引き合いに「アレクサ、デスパシートをかけて」という言葉を添えて大谷の豪快な一撃を動画で紹介。
米「Yahoo!スポーツ」公式ツイッターも「彼は打てる。投げることもできる。そして、デスパシートも歌ってしまう。ショウヘイ・オオタニにできないことって何???…」と熱唱動画を公開し、三刀流の才能を絶賛した。
熱唱と豪快アーチでこの日の話題を誘った大谷にとって、「デスパシート」は新たなテーマ曲になるかもしれない。
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