9月25日、楽天生命パーク宮城で東北楽天と埼玉西武の今季最終戦が行われる。24日の対戦では一発攻勢で埼玉西武が9連勝を決め、改めて相性の良さを見せ付けた。着実にマジックを減らす埼玉西武と、最下位の東北楽天。ここでは、対照的な両チームの一戦の見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
東北楽天→6勝18敗、埼玉西武→18勝6敗
【東北楽天】古川投手 15試合、4勝8敗 80.1回、63奪三振、44失点 防御率4.93
【埼玉西武】榎田投手 21試合、10勝4敗 118.2回、89奪三振、50失点 防御率3.49
東北楽天の先発・古川投手は前回登板の埼玉西武戦で3回7失点を喫し、自身5連敗中。首位チームを相手に踏ん張り、自身1カ月ぶりの勝利を手にできるか。対する埼玉西武は、前回登板の北海道日本ハム戦で初の2桁勝利を達成した榎田投手が先発。今回も打線の援護を信じて、少しでも長いイニングを投げたい。
古川投手を援護する東北楽天打線では、内田選手に注目。24日は適時打を放って打点を挙げたが、1死満塁で三振、1死1,2塁でダブルプレーなど、追撃のチャンスで期待に応えられなかった。25日は、同い年かつ同期でもある古川投手を後押しできるか。埼玉西武打線は24日、失策した選手がバットでミスを取り返す場面が多々見られた。首位の座に甘んじることなく、打ち勝つ野球で10連勝を目指す。
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