最後に3ラン被弾「もったいない。距離出る場所にいった」
福岡ソフトバンクの千賀滉大投手が22日のオリックス戦に先発し6回2/3を3失点で12勝目を挙げた。前回のオリックス戦と同じく3ランを浴びたことを猛省しながらも「いい感じは出せたと思う」と振り返った。
序盤の2イニングを3人ずつで抑えると、味方が2回に2点を先制。直後の3回には無死一、二塁のピンチを背負いながらも「上手に打たれたが、点を取ってくれた後なので何とかゼロにと思っていた」と、後続を3者連続三振に仕留め意地を見せた。
この日のピッチングについて「まっすぐの感覚も良かったし、力も入っていた。それなりに良かったと思う」としながらも、7回に浴びた3ランに関しては「もったいないと思う。距離が出る場所にいってしまった」と失投を悔やんだ。
工藤公康監督は「粘って投げていた」と内容を評価するとともに「今日くらい燃えるものを持って投げてくれたら」と、残りの登板にも気持ちのこもったピッチングを求めた。千賀も「気持ちをどうコントロールするかの問題。次もしっかりと出せればいい」と、この日得た手応えを次の登板に活かしていくつもりだ。
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