埼玉西武・山川43号3ラン、116打点で2冠も視野 「浅村さんという、いいお手本がいる」

Full-Count 細野能功

2018.9.22(土) 21:52

埼玉西武・山川穂高【写真:荒川祐史】
埼玉西武・山川穂高【写真:荒川祐史】

1点を追う9回2死一、二塁から逆転3ランを放った山川

埼玉西武は22日の千葉ロッテ戦に5-3で勝利し今季最多タイの8連勝。マジックを7に減らした。

劣勢ムードを跳ね返したのは4番のバットだった。8回に福浦の2000本安打から1点を勝ち越され球場全体は千葉ロッテの勝利を願うファンの歓声に包まれた。

だが、9回。先頭の金子侑、秋山が連打で、チャンスを作ると2死一、二塁から山川が内のスライダーを捉え左翼席へ43号逆転3ランを放ち歓喜に沸く千葉ロッテファンを奈落の底に落とした。

ヒーローインタビューの山川は、さすがに複雑な表情を浮かべたが「打った瞬間、抜けたと思ったが、入ってくれた。前に浅村さんという、いいお手本がいる」と胸を張った。打点トップを走る118打点の浅村に2打点差と迫る116打点目。本塁打は文句なしのトップを走る43本で2冠獲得が現実味を帯びてきた。「一気に(マジックは)減らないが、ひとつひとつ減らしていきましょう」。主砲のバットは止まらない。

記事提供:Full-Count

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