9月22日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと東北楽天の第22回戦は、中盤に猛攻を仕掛けた北海道日本ハムが快勝。連敗を3で止めた。

試合序盤は緊迫した投手戦となる。北海道日本ハム・村田投手、東北楽天・則本投手の両先発ともに、走者を背負いながらも要所を抑える投球で得点を許さず。3回までスコアボードに0が刻まれる。

均衡が破られたのは4回裏。北海道日本ハム打線が打者一巡の猛攻を見せる。まずは先頭の5番・横尾選手が2球目の直球を右翼席へ「完璧でした！」と語る9号先制弾。これが号砲となり、四球・野選などで1死1,2塁の好機を迎えると、9番・中島卓選手が内野安打でつなぎ満塁に。ここで1番・西川選手が中前へ適時打を放ち1点を追加。さらに大田選手も2点適時打で続く。そして3番・近藤選手も犠飛を放ちこの回一挙5得点。俊足の走者が次々に生還し、北海道日本ハムが大きくリードした。

大量援護をもらった村田投手だったがその直後、先頭の内田選手に9号本塁打を浴び、5対1に。その後も連打を許すが追加点は許さず。最少失点で5回表を切り抜ける。

逃げ切りたい北海道日本ハムは、6回から継投策に出る。6回を井口投手、7回を公文投手が3者凡退に抑える好投を披露。8回のマウンドには浦野投手が上がり、東北楽天打線を無失点に封じ込み、流れを渡さない。

9回表のマウンドには石川直投手が上がり、先頭打者に四球を許すも後続を封じて試合終了。北海道日本ハムが逃げ切り、5対1で勝利した。明日からの2戦は2位浮上へ向けて福岡ソフトバンクとの直接対決が行われる。勢いそのままにヤフオクドームへ乗り込みたい。