1000投球回を達成したエースの粘投で、埼玉西武が7連勝。優勝マジックは「8」に

パ・リーグ インサイト

2018.9.21(金) 22:04

埼玉西武ライオンズ・秋山翔吾選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・秋山翔吾選手(C)パーソル パ・リーグTV

9月21日、雨の中行われた千葉ロッテと埼玉西武の一戦は、埼玉西武が7対4で千葉ロッテを下した。これで7連勝となり、優勝へのマジックを「8」に減らしている。

試合は序盤から点の取り合いとなった。まず1回表、埼玉西武が山川選手、中村選手の適時打で3点を先取すると、千葉ロッテも1回裏に井上選手の2点適時三塁打などですぐに同点に追い付く。しかし、直後の2回表、源田選手の適時二塁打で埼玉西武が勝ち越し。5対3とリードを奪った。

さらに埼玉西武は、千葉ロッテ先発・石川投手を攻め立てていく。4回表に浅村選手の適時打、6回表に秋山選手の21号ソロで追加点を挙げ、7対3とリードを広げた。大きな援護点をもらった先発・菊池投手は、初回こそ悪天候やマウンドの状態に苦しんで3失点を喫したが、尻上がりに調子を上げ、5回終了までに7三振を奪う粘投を見せる。

追い掛ける千葉ロッテは6回裏、井上選手の適時二塁打で1点を返して3点差とするものの、その後は埼玉西武の中継ぎ陣の前に得点を奪うことができず。最後は福浦選手が三振に倒れて試合終了。千葉ロッテと埼玉西武の一戦は、7対4で埼玉西武が勝利した。

7連勝となった埼玉西武は、優勝マジックを「8」に減らした。敗れた千葉ロッテはこれで7連敗。2000安打まで残り2本と迫っていた福浦選手は3打席目に安打を放ち、大記録に王手をかけた。

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