9月19日、京セラドーム大阪で行われたオリックス対東北楽天の第23回戦は、終盤に逆転した東北楽天が6対3で勝利。銀次選手の決勝弾により、同球場での今季最終戦を白星で飾った。
オリックス・東明投手、東北楽天・辛島投手がともに上々の立ち上がりを見せ、試合は早いテンポで中盤へ。0対0で迎えた4回裏、オリックスはロメロ選手の23号ソロで均衡を破る。5回裏には中島選手の5号ソロと若月選手の適時打で2点を追加した。投げては、東明投手が東北楽天を6回までわずか1安打に抑える好投。7回表に内田選手に適時打を浴びたが、結局7回1失点でマウンドを降りた。
ところが、2点を追いかける東北楽天が8回表に反撃開始。代打・今江選手の安打から1死満塁の好機を作ると、ウィーラー選手の2点適時打で3対3の同点に追い付き、続く銀次選手が5号3ランを放って逆転に成功する。その後は3点のリードを継投で守り、最終回は松井投手が3者凡退で締めた。
銀次選手が決勝弾を含む2安打3打点の活躍。6回途中から2番手として登板し、1回2/3を3奪三振無失点で抑えた森原投手が、昨年の8月10日以来となる勝利を手にした。敗れたオリックスは、先発の東明投手が好投するも、2番手の山本投手が9試合ぶりの失点を喫して逆転を許した。
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