大谷の打率は.291に上昇、エンゼルスは“アクシデント"後にコワートが逆転満塁弾
エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地アスレチックス戦に「5番・DH」でスタメン出場。6回の第3打席で2試合ぶりのヒットとなる左前打を放つなど、2打数1安打2四球と3度出塁し、9-7での勝利に貢献した。
エンゼルスは、相手ファンがファウルボールに触ってアスレチックスの選手の捕球を“妨害"した直後に逆転に成功。2連勝を飾った。
大谷は第1打席は四球も後続が倒れて得点にはつながらず。第2打席は左飛に倒れた。4回にトラウトのソロ弾で先制したエンゼルスは、その裏に4点を失って逆転を許す。
大谷は3点を追う6回に第3打席へ。1死一、二塁の好機で打席に入ると、アスレチックスは左腕バクターを投入したが、カウント2-2から92マイル(約148キロ)の高めの直球を巧みにレフト前に運んだ。
大谷の2試合ぶりのヒットでチャンスを広げたエンゼルス。続くシモンズはファウルフライを打つも、右翼ピスコッティが捕球する直前にファンがグラブを出してボールを触り、ファウルに。アスレチックスはチャレンジしたが、判定は覆らなかった。
その後、シモンズが2点タイムリーを放ち1点差に。さらに、ワードが死球の後、コワートは逆転満塁弾。アスレチックスにとっては、地元ファンの捕球“妨害"が大きく影響する形となってしまい、エンゼルスが一気に逆転した。このファンは退席処分となった。
8回、大谷は先頭で7番手右腕ゲアリンから四球。その後スタートを切るも、シモンズは中前打で盗塁はつかず。大谷はワードのバント失敗で三塁でアウトとなったが、相手の悪送球でシモンズが生還して追加点。コワートの適時三塁打も飛び出し、エンゼルスは5点差とした。
8回に3失点で2点差に迫られたものの、逃げ切って2連勝。大谷は1安打も3出塁で打率も.291へと上昇した。
記事提供: