獅子は2位をスウィープしてからの3位との対決。北海道日本ハムは何としてでも勢いを止めたい

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2018.9.18(火) 09:30

埼玉西武ライオンズ・金子侑司選手(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・金子侑司選手(C)PLM

9月18日、メットライフドームで行われる埼玉西武と北海道日本ハムの一戦。埼玉西武は、前カードの福岡ソフトバンクとの「天王山」で見事に3連勝を飾り、優勝マジック「11」を点灯させた。いよいよ現実味を帯びてきた頂点奪取に向け、3位・北海道日本ハムも退けたいところだ。

北海道日本ハムは、前カードのオリックス戦との4連戦で2勝2敗の五分で終え、17日のカード最終戦では見事な逆転勝利を飾っている。首位・埼玉西武とのゲーム差は「7.5」に広がっているだけに、負けられないカードとなりそうだ。それでは、両チームの注目選手を紹介していく。

【今季対戦成績】
埼玉西武→10勝9敗、北海道日本ハム→9勝10敗

【埼玉西武】多和田投手 23試合、14勝5敗 152回、91奪三振、76失点 防御率4.14
【北海道日本ハム】加藤投手 22試合、5勝6敗 95.1回、68奪三振、47失点 防御率4.15

埼玉西武の先発は多和田投手だ。リーグトップの14勝を挙げている右腕は、前回登板で完封勝利を飾っている。17日は先発・ウルフ投手の緊急降板によって早い段階での継投を余儀なくされただけに、多和田投手がいかに長いイニングを投げられるかが大きなカギを握るだろう。

前カードで計27得点を奪った埼玉西武打線では金子侑選手に注目。16日の試合でスーパーキャッチを披露した金子侑選手は、続く17日の試合でも4打数3安打と今度はバットでもチームに貢献。絶好調男の一打で、チームをさらに勢い付けたいところだ。

対する北海道日本ハムの先発は加藤投手だ。9月5日の前回登板では、埼玉西武打線を相手に7回2安打無失点の完璧な投球を見せ、5勝目を手にしている。今季は埼玉西武を相手に防御率1.76と抜群の好相性を誇る左腕は、好調獅子打線の勢いを止められるか。

打線では主砲・中田選手に注目。16日の試合で100打点に到達した中田選手は、17日の試合でも逆転の適時二塁打を放っている。また、敵地・メットライフドームでは打率.341、4本塁打と得意としているだけに、試合の流れを左右する重要な得点源になりそうだ。

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