9月15日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと東北楽天の一戦は、8月9日以来となる2桁得点を挙げた東北楽天が、10対3で勝利。連敗を4で止めた。
試合は、東北楽天打線の一発から幕開けた。1回表、田中選手が千葉ロッテ先発・二木投手から17号先頭打者弾を放つと、3番・島内選手も9号ソロ。2回表にも連打から好機を作り、2番・オコエ選手、4番・ウィーラー選手に適時打が出た東北楽天が、試合序盤2イニングスで5対0と大きくリードした。
いきなり大量失点を喫した千葉ロッテは、2回裏、東北楽天の先発・則本投手から、5番・角中選手が7号ソロ、1番・岡選手が適時打を放つ。しかし、東北楽天は4回表に島内選手の適時二塁打、6回表に同じく島内選手の10号ソロ、7回表に敵失で追加点を挙げ、少しずつリードを広げていった。
追いかける千葉ロッテは5回裏に井上選手の適時二塁打で1点を返したものの、6回以降は東北楽天の投手陣の前に反撃できず。東北楽天は8回表にも山下選手の適時打で1点を加え、9対3と6点をリードして試合は最終回に突入した。
9回表にも島内選手の犠飛でダメ押しした東北楽天は、9回裏のマウンドに4番手・森原投手を送る。先頭の福浦選手を左飛、続く高濱選手を遊ゴロに打ち取ると、最後は岡選手の大飛球を右翼手・オコエ選手が好捕して試合終了。
千葉ロッテと東北楽天の一戦は、19安打10得点と打線が奮起した東北楽天が10対3で快勝し、連敗を4で止めた。敗れた千葉ロッテは序盤の失点が響き、9月の10連戦は黒星スタートとなった。
記事提供: