再開後の初戦は北海道日本ハムが勝利。大きな意味を持つ、価値ある1勝

パ・リーグ インサイト

2018.9.14(金) 21:15

北海道日本ハムファイターズ・鶴岡選手(C)PLM
北海道日本ハムファイターズ・鶴岡選手(C)PLM

9月14日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムとオリックスの一戦は、中盤に得点を重ねた北海道日本ハムが4対3で逃げ切り勝ち。4連戦の大事な初戦をものにした。

先制したのはオリックスだった。1回表、5番・中島選手が北海道日本ハム・ロドリゲス投手から右前適時打。後半戦好調のベテランの一打で、オリックスが初回に1点を奪う。

しかし、1点を追う北海道日本ハムは4回裏、1死満塁から6番・清宮選手が押し出し四球を選んで同点に追い付くと、続く鶴岡選手が勝ち越し打。5回裏にも1死3塁から大田選手が適時打を放ってさらに1点を追加し、北海道日本ハムがオリックスの先発・ローチ投手を捉えてスコアを3対1とした。

援護をもらった北海道日本ハムのロドリゲス投手は、初回以降は立ち直って6回1失点の好投を披露。打線も6回裏にまたもや鶴岡選手の適時打で追加点を挙げ、4対1とリードを広げる。

3点リードの北海道日本ハムは継投策へ。7回表を浦野投手、8回表を宮西投手が無失点の好リリーフを見せると、対するオリックスも3投手のリレーで追加点を与えない。

すると9回表、ここまで1得点に終わっていたオリックス打線が奮起。この回先頭の福田選手が安打で出塁すると、続くロメロ選手が22号2ラン。土壇場で3対4と1点差に詰め寄った。なおも攻め続け2死1,2塁と一打同点の好機を作ったが、北海道日本ハムの守護神・石川直投手が安達選手を見逃し三振に切って取って試合終了。北海道日本ハムとオリックスの一戦は、4対3で北海道日本ハムが逃げ切り勝ちを収めた。

接戦を制した北海道日本ハムは、先発のロドリゲス投手が6回1失点で2つめの白星。打線も2巡目にオリックス投手陣を捉え、4連戦の初戦を取った。敗れたオリックスは先発したローチ投手が5回3失点(自責2)の力投。リリーフ陣も奮闘を見せ、打線も最終回に反撃を見せたが、あと一歩及ばず。僅差で敗戦を喫した。

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