初回から3イニングス連続本塁打で埼玉西武が大勝。先発・菊池投手は8回1失点の快投で12勝目

パ・リーグ インサイト

2018.9.14(金) 20:49

埼玉西武ライオンズ・山川穂高選手(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・山川穂高選手(C)PLM

9月14日、メットライフドームで行われた埼玉西武と東北楽天の一戦は、序盤のリードを守り切った埼玉西武が10対5で勝利。先発・菊池投手が、8回97球を投げて被安打2、無失点の好投で今季12勝目を挙げた。

試合は序盤から埼玉西武のペースで進んだ。まずは1回裏、3番・浅村選手が適時二塁打を運んで1点を先制すると、続く山川選手が変化球を捉えて38号2ラン。東北楽天・古川投手を攻め立てて、初回から3点をリードする。

2回裏には7番・森選手の15号ソロ、3回裏には6番・中村選手の25号3ランが飛び出し、7対0とリードを広げた埼玉西武。投げては先発・菊池投手も5回までに6個の三振を奪って無失点と、東北楽天打線を寄せ付けず。埼玉西武の大量リードで、試合は終盤へ進んでいく。

6回以降も、埼玉西武・菊池投手の好投は続く。7回表に4番・ウィーラー選手の犠飛で1点を失ったものの、8回まで許した安打はわずかに2本と、圧巻の投球を披露。4回以降は沈黙していた打線も、7回裏に2番・源田選手の適時打、8回裏に金子侑選手と秋山選手の連打で計3点を追加する。10対1と埼玉西武が9点をリードして、試合は最終回を迎えた。

9回表、東北楽天は埼玉西武の2番手・武隈投手を攻め立てて無死満塁の好機を迎えると、3番・島内選手が適時三塁打を放って3点を返す。その後、4番・ウィーラー選手の犠飛で5点差まで詰め寄るも、反撃はここまで。終始試合の流れを握った埼玉西武が、10対5で勝利を収めた。

先発・菊池投手の好投に打線が応え、9連戦の初戦を勝利で飾った埼玉西武。15日から始まる、パ・リーグ2位の福岡ソフトバンクとの首位攻防戦に向け、弾みのつく勝利となった。一方の東北楽天は終盤に追い上げるものの、8回までに2安打と菊池投手を打ち崩せず。連敗は4に伸びた。

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