8月3日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と千葉ロッテの第16回戦は、2対1で千葉ロッテが勝利した。
千葉ロッテ打線は初回、先頭の藤原恭大選手、続く寺地隆成選手の連続二塁打で先制に成功する。先発の田中晴也投手は、その裏を3者凡退に抑えるピッチング。2回以降は四球で走者を出しながらも、要所を締め得点を与えない。しかし5回裏、2四球と犠打で1死2、3塁のピンチを招くと、犠飛で同点に追い付かれ、この回を投げ切ったところで降板した。
救援陣は、6回からの2イニングを廣池康志郎投手が無安打無失点。8回裏は高野脩汰投手が走者を出しながらも無失点に抑える。すると打線は9回表、四死球で2死1、2塁とし、安田尚憲選手の適時打で勝ち越しに成功。9回裏も高野投手が登板し、2死3塁と一打同点のピンチを背負いながらも無失点で試合を締めた。
勝利した千葉ロッテは、連敗を4で止めた。先発の田中晴投手が5回97球無安打5四球1失点の粘投。寺地選手、安田選手が2安打1打点の活躍を見せた。一方の敗れた埼玉西武は、先発の渡邉勇太朗投手が6回81球6安打3四球4奪三振1失点の力投も、打線がわずか2安打1得点に終わった。
123456789 計
ロ 100000001 2
西 000010000 1
ロ 田中晴也-廣池康志郎-○高野脩汰
西 渡邉勇太朗-甲斐野央-ウィンゲンター-●佐々木健
文・谷島弘紀
安田尚憲が勝ち越し打! 千葉ロッテが投手戦を制し連敗ストップ
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2025.8.3(日) 20:22
