1000キロ隔てて同時にスタンドイン。獅子と鷹の因縁を感じさせる2つのアーチ

パ・リーグ インサイト

2018.9.11(火) 18:51

埼玉西武ライオンズ・秋山翔吾選手、福岡ソフトバンクホークス・今宮健太選手(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・秋山翔吾選手、福岡ソフトバンクホークス・今宮健太選手(C)PLM

9月11日、この日行われているパ・リーグ2試合で、まったく同時に先制の一発が生まれる珍事が起こった。

ほっともっと神戸で3回表、埼玉西武の1番・秋山選手が先制の19号2ランを放つと、楽天生命パーク宮城でも同じく3回表、福岡ソフトバンクの1番・今宮選手が先制の11号2ラン。これだけならよくあることだが、この2つのアーチはまったく別の場所でほぼ「同時に」「同じ方向に」叩き込まれた。

何と走者1人を置いた3回の表という、似たようなシチュエーションで出た秋山選手と今宮選手の一発は、同じ右翼方向に伸びて同時にスタンドイン。奇しくも、約1000キロ離れた場所で行われている2つの試合で、同時に同じ形で計4点が生まれたのだ。

なお試合はともに、首位争いを演じる埼玉西武と福岡ソフトバンクが2点を先制し、ゲームを有利に進めている。

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