再びの大番狂わせはあるか。オリックスと埼玉西武の「1」同士の勝負は見もの

パ・リーグ インサイト

2018.9.11(火) 09:30

オリックス・バファローズ 中島選手(C)PLM
オリックス・バファローズ 中島選手(C)PLM

9月11日、ほっともっと神戸でオリックスと埼玉西武の2連戦初戦が行われる。

先週の5連戦で3度の完封負けを喫したオリックスと、首位の意地を見せながらも2位・福岡ソフトバンクとの差がなかなか広がらない埼玉西武。前回の顔合わせではオリックスが劇的に勝ち越しただけに、今回も波乱の展開が待っているか。この一戦の見どころを挙げていく。

【今季対戦成績】
オリックス→8勝13敗2分、埼玉西武→13勝8敗2分

【オリックス】松葉投手 5試合、1勝0敗 20.1回、8奪三振、14失点 防御率6.20
【埼玉西武】多和田投手 22試合、13勝5敗 143回、87奪三振、76失点 防御率4.41

オリックスの先発は松葉投手。前回登板の東北楽天戦では小刻みに点を失い、5回途中5失点という結果だった。左腕の特性を生かして、埼玉西武打線を封じ込めたい。対する埼玉西武の先発は多和田投手。ここ3試合は6回を投げ切れない不安定な投球が続くが、防御率2.33と最も抑え込んでいるオリックス相手に、味方打線を助ける快投を見せたいところ。

オリックスは8日と9日の福岡ソフトバンク戦で2試合連続の完封負けを喫したが、2試合ともマルチ安打を放って気を吐いたのが中島選手だ。8,9月の打率3割超と、チームが苦しい時期に奮闘する頼もしいベテラン。その後を打つ打者も重要になってくるだろう。

埼玉西武では、奇しくも中島選手の後輩であり、同じくベテランの域に達した栗山選手が、9月の打率.500と元気いっぱいだ。中島選手の背番号だった「3」をつけた浅村選手も好調なだけに、偉大な先輩と成長した後輩たちの見どころのある勝負も楽しみにしたい。

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