鷹が週末の埼玉西武戦に向けてローテ変更へ。首位決戦は千賀&ミランダ&大竹か

Full-Count 藤浦一都

2018.9.10(月) 16:00

福岡ソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】
福岡ソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】

11日からの長期遠征へ工藤監督「全部勝てばいいなと思うけど…」、武田は12日に先発復帰へ

10日、仙台への移動を前に、先発投手陣がヤフオクドームで練習を行った福岡ソフトバンク。工藤公康監督も最初から最後まで練習を見守り、11日の東北楽天戦(楽天生命パーク)から始まる約2週間の遠征に向けて意気込みを語った。

福岡ソフトバンクは9月に入って5勝2敗と、8月の勢いをキープしている。11日から約2週間、8試合のビジターゲームが続くが、15日からは首位・埼玉西武との3連戦が待ち受けている。

工藤監督は「長い遠征に行くので、一息ついてまた明日からみんなで頑張ります。希望? そりゃ、全部勝てばいいなと思いますよ」と笑いながら、こう続けた。

「試合は日々の積み重ね。いい試合ができるようにしないといけない。どのチームにもあることですが、勝ったり負けたりはあります。もし負けたとしても、しっかり前を向けるようにしていくことが大事。そうやって143試合、最後まで乗り切ったチームが勝つんです」

今回の遠征の大きな山場となる埼玉西武との3連戦について「投手コーチともいろいろと話をして、相性も考えてローテを組んでいこうと思っています。その後のロッテも打線が好調なので、そこも考えて」という。

その場で指揮官が明かしたのは、埼玉西武戦直前の東北楽天戦2試合目で武田翔太を先発させることだけ。埼玉西武戦の防御率が9点台、メットライフドームで0勝1敗のバンデンハークはこの日、出場選手登録を抹消された。

「相性も考えて」という言葉から考慮すれば、首位決戦は千賀滉大、ミランダ、大竹耕太郎を先発させることが予想される。

また、武田については「彼が中継ぎに入ってピッチャー全体にいい影響が出ているし、救ってくれている。ずっと(ブルペンに)置いておきたいくらいなんですけど」としながらも、

「気が抜けない試合が最後まで続く。先々を見据えて、しっかりと対策を練って、やり残したことはないというくらい考えていくことが大事」という状況から、東北楽天戦で先発に復帰させることを決断したようだ。

記事提供:Full-Count

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