三塁走者だった9回に相手投手の暴投で一気に生還
エンゼルスの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地ホワイトソックス戦で9回に本塁で交錯するアクシデントに見舞われた。右足を引きずるようにダグアウトへ引き上げたが、試合後、地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のジェフ・フレッチャー記者は、自身のツイッターで大谷は右太ももを打撲し、今後の試合出場は日々の様子を見て判断すると伝えた。
6-3で迎えた9回無死満塁の第5打席。大谷は右翼線ギリギリに入る走者一掃の三塁打を放った。その後、相手投手の暴投で一気に本塁へ滑り込んだが、ベースカバーに入った投手の膝が大谷の右膝内側を直撃。たまらずホーム上で悶絶した。ソーシア監督とトレーナーらに付き添われ、足を引きずるようにベンチへ戻り、故障が危惧されていた。
試合後、フレッチャー記者は自身のツイッターを更新。「ショウヘイ・オオタニは本塁での交錯で右太ももを打撲。日々の様子を見る」と報告。さらに「オオタニは大丈夫だと言っている。ソーシア監督が先発ラインナップに書き込めば、明日もプレーできると言っている」と伝え、大谷自身は軽症を強調しているとした。
4戦連続ホームランは逃した大谷だが、2安打3打点2得点1盗塁の活躍でチームの勝利に大きく貢献。足の様子が気になるが、大事に至らないことを願いたい。
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