9月7日、ヤフオクドームで行われる福岡ソフトバンクとオリックスのカード初戦。逆転優勝に向けて、負けられない戦いが続く福岡ソフトバンクは本拠地で勝利を挙げられるか。それともオリックスが初戦を制するのか。試合の見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→11勝7敗、オリックス→7勝11敗
【福岡ソフトバンク】千賀投手 17試合、11勝4敗 108.1回、126奪三振、37失点 防御率3.07
【オリックス】ローチ投手 8試合、1勝1敗 34.1回、14奪三振、22失点 防御率5.24
福岡ソフトバンクの先発マウンドに上がるのは千賀投手だ。今季は好不調の波が激しいが、8月は4試合で4勝0敗、防御率0.86と絶好調だった。また、対オリックス戦では今季2試合に投げて、未だ無失点と相性が良い。チームを勝利に導く投球が期待される。
オリックスの先発はローチ投手。今季途中加入の外国人右腕は、先発での白星は未だなし。前回登板の埼玉西武でも3回5失点と崩れた。しかし、対福岡ソフトバンク戦では、2試合で防御率2.84と安定した投球を披露しており、7日の登板では先発初勝利に期待がかかる。
福岡ソフトバンク打線の注目は今宮選手。6日の千葉ロッテ戦では決勝打を含む2安打1打点の活躍で、チームの勝利に貢献した。球界屈指の遊撃守備だけでなく、現在16試合連続安打中と打撃も絶好調。7日の試合でも攻守に躍動し、首位・埼玉西武を追い掛ける。
オリックス打線では主砲・吉田正選手に注目したい。今カードの舞台であるヤフオクドームでは打率.344、4本塁打と好成績を残している。前カードの東北楽天戦では4番の仕事を果たせず連敗を喫しただけに、チームの流れを変える一打を放てるか。
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