札幌ドームでガールズ×ガールズデーを開催。4万1000人が来場し、ピンク色で埋め尽くした女性ファン

パ・リーグ インサイト

2017.7.17(月) 00:00

少しの距離を移動しただけでも容赦なく噴き出る汗、そしてうだるような暑さ。北海道札幌市が30度を超える真夏日となった7月8日、札幌ドームでは「スターフェスティバル Supported by メルカリ」の3日目、ガールズ×ガールズデーが開催された。

ちょうどお昼の12時を過ぎたころ、試合開始の3時間前にもかかわらず、各ゲート前には今か今かと開門のときを待つファンが長蛇の列を作っていた。チケットは前売りの段階で完売。球団のホームページで当日券の販売は行わないという発表がなされるほどの売れ行きとなった。

球場内で開門時刻へ向けた準備が着々と進み、ついに開門時間を迎えると、この日の女性来場者の先着2万3000人には“勝ち星”をイメージし、星をあしらったピンク色の限定ユニホームが配布され、身にまとった女性ファンがそれぞれ思い思いの場所に散っていく。そんな中、北ゲートからレフトスタンド後方までのスペースでは、「第3回彼氏にしたい選手権」の投票や、資生堂の「インテグレート」の体験メイクブースに多くの女性ファンが集まり、賑わいを見せていた。

投票所では、入場時に配られたハート形のシールをお気に入り選手の等身大ボードに張り付けて投票。人気の高い中島卓選手を中心に、ボードの全体をピンク色のハートが埋め尽した。一方の資生堂の特設メイクブースでは、パ・リーグの各球場で行われてきた「勝利の女神メイク」を女性ファンが体験。ファイターズガールの「こちらで勝利の女神メイクを試していきませんかー?」という呼び掛けにも後押しされた女性ファンが、キャラクターのポリーをモチーフにしたポリーラインを試そうと、試合前から試合終盤まで引っ切り無しにこのスポットを訪れた。

また、場外のオープンテラスでは、3日間限定の音楽ライブやワークショップ、特別グルメを販売するマーケットが一度に楽しめる週末フェス『FIGHTERS SUMMER VILLAGE』 を開催。北海道内で人気の飲食店や雑貨店などが集結し、様々なグルメがお昼時のファンの胃袋を満たし、各アーティストによる特別ライブでは、試合前の空き時間を充実させた。

そして、試合前のファーストピッチにはタレントの「ぺこ&りゅうちぇる」の二人が登場。若い女性を中心に絶大な人気を誇る夫婦の登場ということもあり、登場時には割れんばかりの大歓声で迎えられた。

試合は惜しくも北海道日本ハムが敗れる結果となったが、試合後には札幌ドームの外で花火大会も行われるなど、4万1138人の大観衆が一日中、様々なイベントを堪能した。勝利が“最高のファンサービス”であることは間違いないが、試合前後の催しも一つの重要なファンサービスであり、大きなウエイトを占めるということを再認識させられたガールズ×ガールズデーであった。

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