逆転に次ぐ逆転。シーソーゲームを制した東北楽天が連敗ストップ

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2018.9.5(水) 22:15

東北楽天ゴールデンイーグルス・島内宏明選手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・島内宏明選手(C)パーソル パ・リーグTV

9月5日、ほっともっと神戸で行われたオリックスと東北楽天の第20回戦は、9対8で東北楽天が辛勝。激しい点の取り合いを制し、連敗を8でストップさせた。

試合は初回から点の取り合いとなった。1回表、銀次選手の4号ソロで東北楽天が先制に成功するが、オリックスがすぐさま反撃。4番・吉田正選手の適時二塁打で同点とすると、5番・中島選手が豪快な4号3ランを叩き込み、一気に3点リードを握った。

追いかける東北楽天は、2回表、山下選手の2号2ランで1点差に。しかし、オリックスは2回裏に西村選手の適時内野安打で1点、4回裏に吉田正選手の犠飛で1点を加え、再びリードを3点とする。

リードを広げられた東北楽天だったが、5回表、4番・ウィーラー選手の適時二塁打で再び1点差まで詰め寄ると、7回表、3番・島内選手が逆転の8号2ランを叩き込み、7対6。試合をひっくり返した。

試合終盤で逆転を許したオリックスは、8回裏、敵失で同点に追い付くと、安達選手が値千金の勝ち越し打。再逆転に成功する。しかし、1点リードを守るべく9回表に守護神・増井投手が登板すると、東北楽天がまたしても驚異的な粘りを見せた。

代打・今江選手の安打から1死1,3塁の好機を演出すると、3番・島内選手が同点打。さらに、4番・ウィーラー選手の打席で増井投手がまさかの暴投。再び試合は東北楽天の1点リードとなった。

土壇場でまたも試合をひっくり返した東北楽天は、9回裏、松井投手が圧巻の2者連続三振を含む3者凡退に抑え、4月19日以来のセーブ成功。通算100セーブまであと「1」とする形で試合を締め、4時間に迫る打撃戦は、9対8で東北楽天が辛勝した。

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