9月5日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと福岡ソフトバンクの第16回戦は、打線が大爆発した千葉ロッテが11対3で快勝。先発したシェッパーズ投手が待望の来日初勝利を挙げ、鈴木選手がサイクル安打にリーチをかける4安打1本塁打3打点の活躍を見せた。
試合は、本拠地の強風を味方につけた千葉ロッテペースで進んだ。1回裏、角中選手が右翼ポール際に6号2ランを突き刺し、2点を先取。福岡ソフトバンクは2回表にグラシアル選手の適時三塁打で1点差に迫るが、3回裏、鈴木選手が5号2ラン。千葉ロッテがリードを3点に広げる。
4回裏、福岡ソフトバンクは、3回4失点の先発・松本裕投手から2番手・中田投手にスイッチ。ここで、千葉ロッテが一気に試合を決めにかかる。
先頭の福浦選手の「1993本目」となる安打を皮切りに、2死満塁と好機を演出すると、4番・井上選手の打球が風に流され、左翼手の前に落ちる3点適時二塁打に。続く鈴木選手も適時打を放ってこの回一挙4得点を奪い、リードを7点まで広げた。
意地を見せたい福岡ソフトバンクは、5回表に3連打で2点を返したものの、続く5回裏、平沢選手の2号3ランで再び千葉ロッテがリードを8点に広げ、試合の主導権をがっちりと握った。
大量リードを許した福岡ソフトバンクは、5回以降は走者を出しながらも得点につなげることができず。最後はチェン投手が締め、千葉ロッテと福岡ソフトバンクの第16回戦は千葉ロッテが11対3で快勝した。
勝利した千葉ロッテは、3本塁打11得点と打線が大爆発。7月24日以来の2桁得点で連敗を4で止め、5回3失点と試合を作った先発・シェッパーズ投手が来日初勝利を飾った。敗れた福岡ソフトバンクは、打線が12安打を放ったものの、つながりを欠いて3得点。投手陣も、千葉ロッテ打線の勢いを止めることができなかった。
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