9月5日、ZOZOマリンスタジアムで行われている千葉ロッテと福岡ソフトバンクの一戦。千葉ロッテ3点リードで迎えた4回裏、「左飛」が「走者一掃の適時二塁打」となり、千葉ロッテがさらに3点を加えた。
4回裏、2死満塁で打席に向かった千葉ロッテの4番・井上選手は、外角高めの直球をフルスイング。打球は高く舞い上がり、福岡ソフトバンクの左翼手・長谷川勇選手は、フェンス際へ後退しながら捕球体勢に入りかけた。しかし、ボールは上空11メートルの強風に押し戻され、落下予測地点のはるか手前に。
長谷川勇選手は慌てて追いかけるも、ボールは無情にも投げ出したグラブの前にポトリと落ち、千葉ロッテの走者は全員生還。なんでもない「左飛」が、走者一掃の適時二塁打となった。これで勢いに乗った千葉ロッテは、続く鈴木選手の適時打でさらに1点を追加している。
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