有原投手が省エネ投球で8勝目。北海道日本ハムが快勝で8月を締める

パ・リーグ インサイト

2018.8.31(金) 21:29

北海道日本ハムファイターズ・レアード選手(C)PLM
北海道日本ハムファイターズ・レアード選手(C)PLM

8月31日に行われた千葉ロッテと北海道日本ハムのカード初戦は、北海道日本ハムが7対2で快勝。初回に奪った大量得点を先発の有原投手が守り抜き、盤石の戦いぶりで8月を締めくくっている。

試合は初回から一方的な展開となった。1回表、北海道日本ハムは近藤選手の適時打、レアード選手の3ラン、中島卓選手の適時打で一挙6得点。千葉ロッテ先発・二木投手を打ち崩し、いきなりビッグイニングを作った。

大量ビハインドを負った千葉ロッテは、1回裏に内野ゴロで1点、4回裏に鈴木選手のソロでもう1点と、小刻みに得点を返していくものの、大きく開いた点差はなかなか縮まらない。

初回から崩れた二木投手は、2回以降は立ち直りを見せて無失点投球を続けたが、6回表に適時失策で1点を失ったところで降板。北海道日本ハムはリードを5点に広げ、主導権を手放すことなく試合を優位に進めていった。

大量援護を受けた北海道日本ハム先発・有原投手は、落ち着いた投球を披露し、7回をわずか80球、2失点に抑えるピッチングでリリーフ陣にバトンを託す。反撃を見せたい千葉ロッテだったが、8回裏は公文投手に、9回裏はトンキン投手にそれぞれ無失点で抑えられてゲームセット。 千葉ロッテと北海道日本ハムのカード初戦は、北海道日本ハムが7対2で快勝を収めた。

勝利した北海道日本ハムは、先発の有原投手が先発の役目を果たし、今季8勝目。打線は初回に打者一巡の猛攻で6得点を奪うなど、投打ともに盤石と言っていい内容を披露し、カード初戦を白星で飾った。

敗れた千葉ロッテは、先発の二木投手が5回2/3を7失点(自責点6)。初回の乱調による失点が最後まで重くのしかかり、今季5敗目を喫した。打線は6安打2得点と相手投手陣を攻略しきれず、3位と4位の直接対決となった3連戦の初戦を落とした。

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE