8月31日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天と福岡ソフトバンクのカード初戦は、福岡ソフトバンクが7対1で勝利した。打線が一発攻勢で着実に加点し、投げては先発の千賀投手が8回1失点の好投で、チームトップタイの11勝をマークしている。
試合は福岡ソフトバンクペースで進んだ。1回表、苦手としていた東北楽天・藤平投手から4番・柳田選手が31号3ランをかっ飛ばして先制。その裏、東北楽天が4番・今江選手の適時打で1点を返すが、2回表に8番・甲斐選手が、5回表に2番・今宮選手がソロを放ってリードを広げる。7回表にも4連打で2点を追加し、完全に試合の主導権を握った福岡ソフトバンク。7回までにスコアを7対1とした。
打線に大量援護をもらった福岡ソフトバンク先発の千賀投手は、初回以降は立ち直り、8回まで4安打1失点に抑える快投を披露。6点リードを保ったまま迎えた9回裏は、2番手としてモイネロ投手がマウンドに上がり、危なげなく無失点に抑えてゲームセット。東北楽天と福岡ソフトバンクのカード初戦は、7対1で福岡ソフトバンクが大勝を収めた。
勝利した福岡ソフトバンクは先発の千賀投手が8回104球、被安打4、奪三振7、与四球1、1失点の好投で今季11勝目。打っては4番の柳田選手が4打点の大活躍を見せた。敗れた東北楽天は、先発の藤平投手が3本塁打を浴びて6回5失点。打線も千賀投手を捉えきれず、引き分けを挟んで6連敗を喫した。
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