8月28日、前橋で行われている埼玉西武と東北楽天の一戦。群馬出身の岡島選手の勝ち越し打などで、東北楽天が試合をひっくり返した。

1点を追う6回表、打撃妨害と失策、ペゲーロ選手の四球など、無安打で1死満塁の絶好機を得た東北楽天。ここでキャプテンの嶋選手がしぶとく二遊間を破って同点とすると、続く岡島選手が埼玉西武の先発・多和田投手の初球を叩き、故郷に錦を飾る勝ち越しの2点適時打を放った。

そしてなおも満塁の好機で、ルーキーの西巻選手がプロ初の3安打猛打賞を記録して5点目。東北楽天は苦手としていた多和田投手をここでノックアウトし、試合は5対2、東北楽天のリードで6回の攻防が続いている。