来場者1人につき50円を被災地に寄付
北海道日本ハムは27日、10月2日に札幌ドームで行われる埼玉西武戦で、平成30年7月豪雨復興支援試合「FIGHTERS PRAY FOR JAPAN」を開催すると発表した。
豪雨により甚大な被害を受けた西日本エリアを思い、心を痛めていた広島県出身の中田翔内野手を中心に、北海道から少しでも復興する力を届け、支援したいと企画されたもの。
中田がプロジェクトリーダー的な役割を担い、同じ広島県出身の大田泰示外野手、有原航平投手もこれに賛同した。特に、被害が深刻だった広島県、岡山県、愛媛県の3県を中心に、早期の復旧を願って来場者1人につき50円がファイターズ基金と通じて被災地に寄付される。
また、当日来場した2万5000人には、今回のために作製された「FIGHTERS PRAY FOR JAPAN」限定Tシャツが配布される。
企画の中心人物の1人でもある中田は「地元の広島県の道路は崩れてしまったところもありますし、被害にあった親戚もいます。1日でも早く復旧復興することを強く願っています。被災者の方々に少しでも勇気を持ってもらえるようなプレーができるように一生懸命頑張ります」と被災地に1日も早い復興を願った。
また、大田は「被災者の方々はつらい経験をし、今は復興に尽力していることと思います。僕たちは野球をやらせてもらっていることに感謝しています。被災者の方々に勇気や元気、希望を持っていただけるようにプレーしていくことが使命だと思っていますので、全力で野球に取り組んでいきます。1日でも早い復興を願っています」とし、
有原は「故郷が大きな被害を受け、とても心を痛めています。野球を通して、被災者の方々に希望を与えることができれば、と思います。微力ではありますが、被災地復興の一助になれるように全力でプレーしていきます」と球団を通じてコメントした。
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