4回にバックスクリーンへ豪快127Mアーチ
エンゼルス大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、本拠地アストロズ戦に「4番・DH」でスタメン出場し、今季15度目のマルチ安打を達成した。サイ・ヤング賞右腕ジャスティン・バーランダーから豪快14号2ランを含む2安打を記録。9回には腰付近に死球を受け、この日3度出塁したが、チームは3-8で5連敗となった。
4試合ぶりにスタメン出場したこの日。過去2度の対戦では7打数1安打と抑えこまれていたバーランダーを相手に、第1打席から快音を響かせた。3点を追う2回先頭で打席に立つと、2ストライクから3球目86.8マイル(約140キロ)外角チェンジアップに泳がせられながらもバットを合わせると、打球は右翼線いっぱいに落ちる二塁打となった。
圧巻だったのは、4回の第2打席だ。4回無死一塁で打席に立つと、初球86.8マイル(約140キロ)チェンジアップをフルスイング。打球はバックスクリーンへ飛び込む飛距離は416フィート(約127メートル)の14号2ランとなった。
第3打席は3球で空振り三振に斬られ、バーランダーに軍配が上がったが、3番手オスナと対戦した第4打席は死球で出塁。3打数2安打2打点1死球で打率を.274まで上げた。
大谷が死球を受けた直後の9回表には、エンゼルスの7番手マグワイアが元DeNAのグリエルに死球。これが“報復死球"と判定されると、マイク・ソーシア監督が猛抗議。マグワイアとともに退場処分になる場面もあった。チームはこれで5連敗。なんとか嫌な流れを断ち切りたい。
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