CS圏内浮上へ、3戦ともものにしたい両者。初戦を制するのは果たして

パ・リーグ インサイト

2018.8.24(金) 09:31

千葉ロッテマリーンズ・井上晴哉選手(C)PLM
千葉ロッテマリーンズ・井上晴哉選手(C)PLM

8月24日にZOZOマリンスタジアムで行われる、千葉ロッテとオリックスの一戦。千葉ロッテは23日の試合で2試合連続の逆転負けを喫し、3カード連続のカード勝ち越しはならず。対するオリックスは22日の試合で東北楽天に勝利し、連敗を4で止めている。

現在4位の千葉ロッテと5位のオリックス、両者ともにクライマックスシリーズ進出に向けてここからスパートをかけていきたいところ。3連戦のカード初戦となる、24日の試合の見どころを挙げていきたい。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→8勝11敗1分、オリックス→11勝8敗1分

【千葉ロッテ】二木投手 9試合、3勝3敗 59.2回、58奪三振、18失点 防御率2.41
【オリックス】ディクソン投手 16試合、3勝5敗 87回、74奪三振、38失点 防御率3.83

千葉ロッテの先発は二木投手。8月17日の東北楽天戦ではプロ初完封を達成する快投を披露し、約3カ月半ぶりとなる白星をつかんでいる。7月途中の再昇格以降は5試合すべてで6回以上を投げて2失点以内と安定感抜群の投球を続けている若き右腕は、この試合でもチームを勝利に導く投球を見せられるだろうか。

打線は23日の試合で8安打を放ちながら2得点とあと一本が出ず、2試合連続で逆転負けを喫している。初回に先制の適時打を放った4番の井上選手を中心に、この試合では得点につながる場面での集中打を見せていきたいところだ。

対するオリックスの先発はディクソン投手だ。8月16日の埼玉西武戦では勝ち星こそつかなかったものの、6.2回を無失点という好投を見せている。今季は開幕からの8試合で0勝5敗と苦戦を強いられたが、そこからの8試合で3勝負けなしと7月以降は復調。ベテラン助っ人はこの試合でも好投を見せ、今季4勝目を手にできるだろうか。

打線では伏見選手が22日の試合で決勝の本塁打を放ち、3番打者としてチームの勝利に貢献を果たしている。打撃開眼のシーズンを送っている伏見選手にとって、この本塁打は実に5年ぶりとなる久々の一発に。3試合連続安打を継続中の巧打者は、この試合でもチームを勝利に導く一打を放てるか。

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE