8月23日、北海道日本ハムと福岡ソフトバンクのカード最終戦が東京ドームで開催される。2位と3位の直接対決となった今カードは、福岡ソフトバンクが連勝を飾ったことで0.5ゲーム差で最終戦へと突入する。
この勢いのまま2位に浮上したい福岡ソフトバンクと、シーズンの大半において守り抜いてきた2位からの陥落は避けたい北海道日本ハム。重要な一戦となる23日の試合の見どころを挙げていきたい。
【今季対戦成績】
北海道日本ハム→13勝8敗、福岡ソフトバンク→8勝13敗
【北海道日本ハム】宮台投手 今季初登板
【福岡ソフトバンク】武田投手 17試合、3勝9敗 99回、74奪三振、57失点 防御率4.73
北海道日本ハムの宮台投手が、プロ初登板・初先発を果たす。東京大学出身ということで、入団当初から注目を集めたルーキーは、話題性だけに留まらない実力を見せ付けられるか。
対する福岡ソフトバンクの先発は武田投手だ。今季は苦しい投球が続くが、ここまで挙げた3勝は全て完封と、調子が良い時は手が付けられない。今季の対戦防御率が1.77と、相性の良い北海道日本ハムを相手に、チームを2位へと押し上げることができるだろうか。
22日の試合では、北海道日本ハムの清宮選手が2試合連発の一時逆転3ランを放った。23日も、上位争いを繰り広げるチームに勢いをもたらしたい。福岡ソフトバンク打線では、1番の牧原選手が4安打の活躍。この試合でも固め打ちを見せて自身の立場をより盤石なものにするとともに、好調のチームをけん引していきたいところだ。
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