8月22日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと埼玉西武のカード2戦目は、8対3で埼玉西武が勝利。一時勝ち越しを許したものの、終盤に主砲・山川選手の36号などで6得点を奪い、首位の強さを見せ付けた。
先制したのは埼玉西武だった。1回表、無死満塁から4番・山川選手がきっちり犠飛を決めると、5番・森選手が適時打を放ち、千葉ロッテの先発・酒居投手から2点を先取。しかし先制を許した千葉ロッテは3回裏、田村選手のソロなどで2点を返して同点に追い付くと、続く4回裏には7番・根元選手の勝ち越し打で逆転に成功した。
リードを奪われた埼玉西武だったが、7回表、自慢の打線がつながってビッグイニングを作る。制球を乱した酒居投手につけ込んで、1死2,3塁と好機を作ると、1番・秋山選手、2番・源田選手、3番・浅村選手の3連続適時打で再逆転。さらに4番・山川選手にも36号2ランが飛び出し、この回計6得点を奪ってスコアを8対3とした。
5点リードを握った埼玉西武は、そこから継投を開始。7回裏を野田投手、8回裏を平井投手が無失点でつなぐと、9回裏には小川投手、伊藤投手の2投手で千葉ロッテの反撃を抑え込んでゲームセット。千葉ロッテと埼玉西武のカード2戦目は、8対3で埼玉西武が勝利した。
試合を制した埼玉西武は、1点を追う7回表に、主砲・山川選手の36号2ランを含む4者連続の集中打で試合をひっくり返し、カード2戦目をものにした。敗れた千葉ロッテは、先発・酒居投手が7回に突如崩れると、中継ぎ陣も相手打線を止めることができなかった。
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